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院長ブログ

婦人科を受診するにあたってのポイント

ここでは各世代のみなさまにむけて簡単にまとめています

(検査や治療などの最新情報は今後追ってご紹介していきます)

外来受診の参考にしてくださいね

~初潮をむかえた世代のみなさま

☆生理(月経)痛や月経で困っていることはないですか?

初潮をむかえ、数年は周期が不順であっても心配はいりません。

ただし、月経の量が多い、痛みが強い、など学校生活などに影響が出ているようなら受診してください。

診察方法はお腹から行うこともできます。お母様と受診されてもいいですよ。

受験や学校行事などで月経移動のご希望などについてもご相談にのります。

~around30世代のみなさま

☆そろそろ婦人科検診をうけたい、妊娠できる身体なのか、気になる世代ですね。

健康診断やドッグ検診で子宮頸癌の検査をされているかたは多いと思いますが

今一度、自分の月経の様子などを振り返ってみるもの大切なことです。

・月経の周期・・・正常な周期はおよそ25~40日程度です。

それよりも短い、長い、というかたは受診をお勧めします。

⇒排卵がうまくおきていない可能性があります。

ホルモン採血やホルモン治療が必要な場合があります。

・月経の痛み・・・市販の鎮痛剤を我慢せず早めに使ってみましょう。

市販薬が効かないかたは受診をお勧めします。

⇒強い月経痛(=月経困難症)への対処法や治療を相談、また子宮内膜症や子宮筋腫をチェックする必要があります。

・月経の量が多い ・・・月経量は他の人と比較ができないので自己判断は難しいですね。

塊り状の経血が数日続く、健康診断で貧血を指摘されたなどが目安。

⇒子宮筋腫や子宮内膜症をチェックする必要があります。

・妊娠できるか心配・・・基礎体温をつけてみましょう、受診はいつでも可です。

個々に必要な検査をアドバイスしていきます。

★基礎体温の記録をもって受診いただくと、より多くのアドバイスを差し上げることができます★

~更年期世代のみなさま

☆月経が不規則になり、閉経をどう迎えたらよいのか心配になるかたも多いのでは?


閉経にむかうにあたって月経の変化は個々に様々です。突然休止する、徐々に少なく 間隔があく、逆に量が多く頻回になるな ど。不正出血なのか、月経なのか、自己判断は難しいと思います。出血の状態に心配があれば早めに受診しましょう。

子宮や卵巣の状態を確認、また子宮頸癌だけでなく、子宮体癌の検査をする場合もあります。

☆更年期障害で受診する必要はある?

閉経をむかえるとき、卵巣から分泌される女性ホルモンの低下と卵巣を刺激する脳下垂体のホルモンが上昇する、といった劇的 な変化が体内で起きます。

人によってこの変化が身体や心の不調として現れることがあります。

そして日常生活を送るにあたり、支障となっている症状があるかが受診のポイントです。

更年期症状は、大きく分けると①身体症状(ほてり・のぼせ、発汗、頭痛、肩こり、めまいなど)

②精神症状(不眠、イライラ、不安感、おちこみなど)にわけられます。このような症状は個々に差がありますし、全く症状なく元 気に活動されているかたもいます。おいしくご飯が食べられ、家事や仕事をすることができ、眠りにつく、といった日常生活に対し、 ①・②などの症状によって支障がでてくると更年期症状⇒更年期障害となり、受診や治療が必要です。我慢は禁物です。

☆プラスアルファのアドバイス

上手に更年期世代を過ごし、元気なシニア世代へむかうためには一歩踏み込んだ健康管理が必要です。女性ホルモンの急な低下による骨量低下(骨粗鬆症や骨折、寝たきりの原因に)、動脈硬化(血管が硬くなり、脳梗塞や心筋梗塞の原因に)、になど婦人科の症状に対する検査や治療だけでなく専門的な生活習慣病チェックをお勧めいたします。

次回は~「新しい女性ホルモン療法」※を今後のテーマにとりあげてまいります~

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