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院長ブログ

新しい女性ホルモン療法around30

しばらくぶりのブログ更新になります。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
例年より早い梅雨入りですが、その合間の新緑が気持ちよい季節ですね。
震災以降、国内学会の中止や延期が相次ぎました。私も今月から学会活動を再開しています。皆さまが健やかな毎日を送っていただけますようハマサイトクリニックから引き続き情報発信していきたいと思います。

昨年から今年にかけて女性医療関連の新しい薬が続々と発売開始されました。そのなかでもとくに女性ホルモン剤については、新薬というだけでなく副作用を下げていく使い方についても学会では多くの見解が発表されてきています。

ハマサイトクリニックでも随時、婦人科外来からみなさまに新しい情報を通し、個々の皆さまにあったホルモン療法を実施しております。

~新しい女性ホルモン療法(月経開始世代・around30世代へ)
月経がはじまり色々の悩みが増えてくる世代、ホルモン療法に興味があるかたもいらっしゃるのではないでしょうか

◇OC・低用量ピルとは?
Oral Contraceptives ( 経口避妊薬 ) の頭文字でOCといわれています。
低用量ピルの歴史は約50年前、中絶を減らそう、という避妊目的から米国で開発されました。一般には避妊目的のイメージが強いと思われますが、排卵を抑制することで避妊効果を保ちながら、さらに副作用を少なくするためにホルモン量を減らす、という努力からうまれた薬剤です。ですから低用量ピルともよばれています。

ホルモン量が少ない、という点から今では避妊以外の月経不順、月経困難症、月経前緊張症、子宮内膜症などの治療目的にも多く使用されています。

日本では1999年から処方開始され、まだ歴史が浅く、諸外国とくらべて使用率はとても低いのが現状です。
「ホルモン剤って怖い、、」というイメージがあるかもしれません。もちろん使用するのに注意することはありますが、使いようで色々な悩みが解消することも期待できます。

◇女性ホルモン療法の種類
ホルモン含有量や使用目的で様々な薬剤が使われています。保険適応のものもあります。
簡単な分類をあげてみました。使い方によってより日常生活が快適になることもあります。すでにホルモン剤を飲んでいる方も、実はもっと自分にあったものがあるかもしれません。
新しい処方について婦人科を受診し相談するのもよいでしょう。

ホルモン量 保険適応の処方※1 自費の処方
中用量 無月経
月経不順
月経移動
緊急避妊※2
(モーニングアフターピル)
低用量※1※3 子宮内膜症
月経困難症
避妊
月経不順のコントロール
月経量・痛みのコントロール
月経前緊張症(PMS)
ニキビ、肌荒れなど
超低用量※4 月経困難症

※1 低用量ピルについて、保険適応処方の自己負担額は自費処方の費用とほぼ同等です
(ただし、自費処方の値段は医療機関により若干異なります)
※2 緊急避妊について今年(2011年)春から新しい薬剤が処方開始となっています
※3 低用量ピル(自費)はホルモン含有量により数種類あり目的別に使い分けができます
※4 超低用量ピルは昨年(2010年)秋から処方開始されました

◇女性ホルモン療法を受けるにあたって

安心して治療をうけるためには定期検診が大切です。以下のような検査が一般的に行われます。

  • はじめに :問診・血圧測定など
  • 婦人科診察:内診・エコーなどによる子宮や卵巣の診察
    子宮頸がん検査(場合により体がんも)・乳がん検査など
  • 血液検査 :一般採血、肝機能や脂質などの生化学検査、凝固系検査

検査は短時間で終了しますし、健康管理にもつながります。
安易に自己判断でホルモン剤を使用しないよう注意いただきたいと思います。


次回は~新しい女性ホルモン療法(更年期世代へ)

OCを卒業して次のステップの女性ホルモン療法はどのように始めるのか?より安全な使い方は?など新しいトピックスも含め取り上げていきます